これは好きな映画でTSUTAYAで何回か借りた。
とてもシュールな映画で、サイケデリックな色彩が無ければ、中谷美紀の変顔が無ければ、辛い内容だ。
松子はACだ。
だから自己肯定感がとんでもなく低くて、
複数のダメ男に真剣に愛情を注ぎ、犯罪さえ犯す、そんな人生を歩む。
最後は精神を病み、本当につまらない理由で殺されて一生を終える。
この話はフィクションだから救われる。
でも、松子みたいな女性は実は世の中に結構存在しているんだと思う。
例えば私。
犯罪こそ犯さずに今まで来たけれど、
愛する対象を亡くしたらば、
『もうどうでもいい』モードになり、
落ちていく。
愛するにしても憎むにしても、
そういう対象を無くしたら、
『どうでもいい』になり、自分を大切にしていくことができない。
こんな松子は世間に存在している、たくさん、、、では無いかもしれないが。
私がその一人だ、、、、